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アニメ中間素材データベース

本データベースは、 2016年に発足した新潟大学アニメ・アーカイブ研究チームのメンバーを中心に進められてきた研究成果の一部として、 一般向けに公開されるデジタルアーカイブです。

アニメ中間素材とは、 脚本、キャラクター設定や美術設定、絵コンテ、レイアウト、 原画、タイムシート、動画、色指定、セル画、背景、 アフレコ台本、集計表、香盤表、さらには手書きのメモなど、 アニメ作品が完成するまでの制作工程のなかで生み出されるあらゆる素材のことです。

本データベースは、 完成した作品の情報を集約した通常のデータベースとは異なり、 どのようなアニメ中間素材が保存されているのかを明らかにすることを目的としています。 検索できるアニメ中間素材は、1960年代から1990年代に亘りアニメ業界で活動された方々が所蔵されてきたものです。 なかには作品の題名さえ同定できない素材も数多く含まれており、 メタデータは未完成の状態で、 今後の調査研究を通して補完、更新される予定ですが、これらの素材が将来に向けてより幅広い研究対象になることを期待しつつ、 新潟大学アニメ中間素材データベースACASIN-DBとして公開します。

本データベースの利用については制限を設けませんので、自由にお使いください。 検索結果に関しては自由に利用されて構いませんが、 論文や雑誌、インターネット等により一般に公開される場合は、 下記新潟大学アジア連携研究センターアニメ・アーカイブ研究チームにご一報頂けましたら幸いです。

カタログ検索の操作について

• カタログ検索メニューのキーワード入力バーは、全角もしくは半角のスペースを入れることで複数のキーワードで検索が可能です。その代わりに、キーワード入力バーの追加による検索も可能です。
• 横断データである【中間素材の種類】、【制作年度】、【アニメーション制作会社】については、それぞれ【ON】のスイッチをクリックのうえ、リストから選択する形で検索することができます。

新潟大学アニメ・アーカイブ研究活動について

新潟大学アニメ・アーカイブ研究チームは、主に以下の研究課題を設定しています。

• アニメ中間素材のアーカイブ化およびそのデジタルDBの構築
• アニメ中間素材個別の分析
• セル画の保存ソリューション開発
• アニメ中間素材の活用とその方法の模索
• アニメ業界及び国際研究ネットワーク構築